売らない株を買う長期投資〜なぜ米国株のコカ・コーラなのか〜

久しぶりのブログ更新。今回は最近読んだ投資本を紹介します。奥野一成さんの「ビジネスエリートになるための 教養としての投資」です。農林中金バリューインベストメンツで抜群の実績を上げるCIOが、本来の投資のあり方とその哲学、長期投資のコツ、優良企業の見極め方などを解説しています。

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「売らない株を買えばいい」

本書のポイントは「売らない株を買えばいい」という長期投資の考え方です。具体的には、奥野さんが手本とする投資家ウォーレン・バフェットも持っているコカ・コーラや、ウォルト・ディズニー、 農業機械メーカーのディア・アンド・カンパニー、ナイキ、日本企業では信越化学工業などが挙げられています。奥野さんが運用する農林中金のファンドも同じ考えで企業を選択しています。
売らない株を買うとは「構造的に強靭な企業」に投資することです。構造的に強靭な企業の3要素は、「高い付加価値」「高い参入障壁」「長期潮流」とのこと。例えば「参入障壁」とは、「コカ・コーラに代わる黒い炭酸飲料を作ってやろう!」というメーカーは出てこないだろう、出てきても勝てないだろう、という考え方です。日本には多くの清涼飲料水メーカーはありますが、世界で見るとこか・コーラの寡占状態。詳しくは本を読んでみて下さい!

投資に興味のないビジネスマンも読むべき。労働者2.0を目指そう

本書では、自分だけが働いて収入を得る「労働者1.0」から、自分も働き、投資をして人に働いてもらい不労所得を得る「投資家2.0」を目指そうと提言しています。背景には、老後2000万円問題や人生100年時代が迫っていることが挙げられます。
投資を始めた多くの方が感じることだと思いますが、100株でも良いのでどこかの会社の株を買うと、視野が広がります。気にならなかった経済ニュースが気になるようになり、会社の見方が変わり、働き方が変わります。労働者の視点から経営者の視点になります。ビジネスエリートになりたいと考えるビジネスマンも読むべき1冊です。

読み終えて購入した株はオリエンタルランド

本書を読み終えて購入したのは、デイズニーランドやディズニーシーを運営するオリエンタルランド。米国株にもチャレンジしたいとことですが、まずは日本の株から。オリエンタルランドは、ネオモバで1株ずつですが購入を始めました。株価は高値を付けてから続落しており、良いタイミングだと思いました。その後も下落し含み損ですが笑。
コロナ禍で来場者数は大きく減りましたが、コロナ収束後の復活は間違いないでしょう。また、米中の対立や、その後訪れるかもしれない新冷戦により、中国のディズニーリゾートに行くのは難しくなると思います。その時にアジアの人が訪れるのは、日本のディズニーリゾートでしょう!ということでコツコツ買い集めていきます。まずは、単元化して株主優待をゲットを目標とします。

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